『行動科学が教える 目標達成のルール』をレビュー。目標を達成したいならオススメな一冊

レビュー
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こんにちは、Ayakaです。

年明けってやる気がみなぎっていて、「今年はコレとコレとコレやるぞ!」って目標を立てるのですが、気づけばどれも疎かになっていて結局何も達成しないまま終わってしまう・・・というのは誰しも経験があるのでは?

それってもしかすると「やる気」だけで目標達成しようとしてるからかもしれません。

去年の秋に、本屋で見かけて購入した『根性論や意志力に頼らない 行動科学が教える 目標達成のルール』が、新年の目標設定にとても役立っています。

この本では、セルフナッジをツールとして着実に目標を達成するための方法が、エビデンスに基づいて書かれています。

毎年なにも達成できずに終わってしまう私のような人、必見です!

読書にはAudibleがオススメ!

『根性論や意志力に頼らない 行動科学が教える 目標達成のルール』もAudibleで聴けますよ。
無料期間は30日間あるので、ぜひ試してみては?

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行動を変える仕組みを使って目標に到達!

この本では、セルフナッジを活用したテクニックをエビデンスに基づいて紹介しています。

ナッジは通常、他者に働きかけて意思決定の際の環境を変える試みであるが、本書は、読者自身が仕事やプライベートでナッジを実践するためのツールを提供する。
– 『根性論や意志力に頼らない 行動科学が教える 目標達成のルール』P19

目標達成までに必要なのは根性論ではなく、意思決定の環境を変えて日々実践していくこと。セルフナッジはすでに私たちの生活に取り入れられてるかもしれません。

セルフナッジの例

・時間に遅れないよう時計の針を進めておく
・ダイエットのために目に入らない場所にチョコを置いておく

では、このセルフナッジのテクニックをどうやって目標達成に活用すればいいのか?この本で提唱されているのは大きなことを達成するためには、小さくてシンプルなことを積み重ねていくということです。

Think small, reach big(小さく考えて、大きなことを達成する)

目標を達成するためには、細分化して日々のルーティンとして取り入れていくことが重要だそう。ルーティン化するためには、筆者の提唱する『目標達成の黄金律』に沿って細分化とプランニング、そして実行をしていけば確実です。

目標達成の黄金律
  1. 目標設定
  2. プランニング
  3. コミットメント
  4. 報酬
  5. 共有
  6. フィードバック
  7. あきらめない

どうやって目標を決めればいいのか、どうやってプランを立てればいいのかが、この本では丁寧に解説されています。いろいろな目標設定に関する本を読むより、これ1冊を読んで実行するほうがはるかに効率的かもしれません。

黄金律のなかでも、一番重要なのはプランニングかなと私は思っています。いつ、どこで、どうやって?がカギなのかな、と。

プランはシンプルに。日々のルーティンとリンクさせる。

目標が決まればプランニングですが、この時のプランはシンプルで日常にリンクできるものがいいとのこと。

定量化できる数字で決めたり、朝起きたらリビングでやる、といったような行動のトリガーもあるといいみたいです。

去年読んだ『【読書レビュー】朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド』にも同じようなルーティン化のことが書いてあったので、セルフナッジの観点からみても「いつ、どこで、どうやって」は必須なのかもしれません。

本の最後に目標設定の例がいくつか載っているので、それを参考に作ってみるのがオススメですよ。

今年こそ目標を達成したい人、読む価値ありです。

新年に立てた目標に向かって小さなことをコツコツやっていくと、かなり充実した1年になりそうですよね。

私もこの本に書いてあることを取り入れて、目標達成のためにがんばろうと思っています。

プランニングと実行は正直大変そうですが、習慣にしてしまえばきっとどうってことないはず。

今回は『根性論や意志力に頼らない 行動科学が教える 目標達成のルール』のご紹介でした。

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