こんにちは。
モントリオールを愛してやまない、元在住ブロガーのAyakaです。
今回は、私が住んでみて感じたモントリオール観光のベストシーズンについて解説します。
観光に必要な日数なども、一緒にご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
モントリオールの基本情報
カナダで2番目に大きな都市
カナダといえば、バンクーバーやトロントが有名ですが、実はモントリオールも大きな都市なんです。
カナダなのにフランス語が公用語という、少しユニークな都市なのですが、文化面でもヨーロッパの影響が大きいです。
アートや音楽が栄えているのもモントリオールの特徴で、他州出身でモントリオールに憧れて移住してくる人も多いです。
私がいた2019年当時、モントリオールはトロントやバンクーバーに比べると家賃や生活費は安かったのですが、コロナ禍を境に徐々に上がってきている模様。
フランス語学校のクラスメイトだったカナダ人女性曰く、「モントリオールがバンクーバーみたいになる日も近いかもね」とのことでしたが、だんだん現実味を帯びてきているようです。。。
東京からモントリオールへは何時間?
東京からモントリオールへはエアカナダから直行便がでていて、フライト時間は約12時間。
この記事を書いている2024年7月現在に調べた直近のフライトはこんな感じ。
日程は2ヶ月先の9月ですが、一時期に比べると航空券の値段もかなり落ち着きました。
直行便でこのお値段なら、買いではないでしょうか?
調べてたらめっちゃ行きたくなってきた(笑)乗り継ぎなし、出発も到着も夕方のベストな航空券。私なら即ポチのお値段です。
第一言語はフランス語
フランス領だった歴史があり、モントリオールではフランス語が第一言語です。
空港に降り立つと、そこはほんとうに北米か?というくらいフランス語だらけ。
街中もバスも地下鉄も、ぜーーーーんぶフランス語。アナウンスに英語なんかありません(笑)
そのことに関しては、『【元在住者が語る】北米のパリ!モントリオールで英語は通じる?』という記事で詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
女性1人でも安全な治安
モントリオールの魅力の1つが、とっても安全な街だということ。
海外って女性1人がバスや電車に乗るのって危ないことが多かったりしますが、モントリオールはその心配がほどんどいりません。
生粋のモントリオーラーのルームメイトも「ここは夜に出歩いても安全なくらい治安いいよ」と言っていたのですが、ほんとうにその通り。
日が沈んで帰宅するときでも、バスや電車に変な人がいたことがなく、怖い思いをしたこともありません。
とはいっても、そこはやっぱり海外。自分の身は自分で守るしかないので、不安なら夜中に出歩かないのがいちばん。どうしても用事があるときは、タクシーを使ったりしたほうがいいですよ。
ただ、人のいない裏路地とかはたまに変な人がいたりするので、昼間でもメインストリートを通るにこしたことはないのかも。
ベストシーズンは絶対に夏!
イベントが盛りだくさん
モントリオールの夏は無料でも楽しめるイベントがあちこちで開催されています。
そのなかでも有名なのが、ジャズフェスティバル!
ダウンタウンで開かれるフェスは、国内外のアーティストのライブで連日盛り上がります。
単独ライブはもちろん有料なのですが、Palce Des Artsで開かれる野外ライブは全て無料。
毎年だいたい6月終わりから7月にかけて開催されているので、この時期を狙っていくのもアリですね!
ちなみに、ジャズフェスティバルの前に開かれているのが、Francos de Montrealというイベント。
フランス系アーティストがメインのフェスで、フレンチミュージックやモントリオールのアーティストに興味がある人にはぴったりです。
私もこのフェスはめちゃくちゃ楽しみました!連日夜遅くまで開催されているので、街がすごく賑やか!雰囲気を楽しむだけでもありですね。
過ごしやすい気候
私が夏のモントリオールをおすすめする理由の1つが、夏の過ごしやすさ!
雪がかなり積もって平均気温がマイナスの冬に比べると、夏はめちゃくちゃ快適です。
多少の湿気はありますが、基本的にはカラっとしていて、北米の夏らしい感じ。
さらに、日が沈む時間が遅くて9時ごろまで明るかったり。
日差しはけっこう強めですが、観光を思いっきり楽しみたいなら断然夏がおすすめです。
なかでも6〜8月がおすすめ
夏といっても、モントリオールの夏はめちゃくちゃ短い!
4月頃まで雪が残っていたりするモントリオールなので、観光で行くなら6月〜8月の夏本番の頃がおすすめです。
5月末くらいまでは、薄手の長袖が必要なくらい肌寒い日もあるのですが、6月に入ると半袖でも大丈夫。
さらに、イベントが増えてくるのもこの時期です。
せっかくなら、街が盛り上がっている時期に訪れてほしいので、ジャズフェスティバルが開催されるあたりからの旅行がおすすめ!
湿気があるのが唯一のデメリット
モントリオールは川に囲まれた島なので、夏場は湿気があるんです。
湿気といっても、日本のようなジメジメとはちょっと違うのですが、それでも夜はけっこう蒸します(笑)
雨が降った日なんかは湿気すごいです。
とはいっても、冬の寒さと雪にくらべたらどうってことなかったですが。
ちなみに、私の住んでいたフラットにはエアコンがなくて、雨の降っている夜は窓も開けれず。めちゃくちゃ蒸し暑かった覚えがあります(笑)
もし冬に行くなら防寒はしっかりと!
寒さと雪対策は必須!
平均気温がマイナスになるモントリオールは、10月頃から雪が降り始めます。
この時期に気温がマイナスになることはありませんが、それでも日本の10月とは訳が違うので、防寒は必須です。
さらに、真冬になるとスノーストームでどっさり雪が積もったり、気温がマイナス20度になったりと、天気が荒れることもしばしば。
それでも冬に行きたい場合は、以下のような装備がおすすめ。
- フィルパワー500以上のダウンジャケット(膝丈、フード付きのもの)
- ヒートテック
- ブーツ(底が滑りにくいもの)
- 厚手の手袋
- マフラー
- リュック
雪国出身だと当たり前な装備かもしれませんが(というか雪国の人はもっと軽装?w)、雪に慣れてない地域出身だとこのくらいは必須です。
特にブーツは、底が凸凹していてグリップが効くものが必須。
底が平らなものはブラックアイス(雪の下に溶けてない雪が固まって凍っているもの)があると滑って転倒することもあるので。
気温が下がり始める10月頃は、雪は降ってないけど地面が凍っていることがあって、普通のスニーカーだと危ないことも。この時期は、マーチンのブーツを履いている人も多かったです。
冬はあまりおすすめしないがイベントもあり
スノーストームで大雪になると、閉店時間を早めるお店も多いモントリオール。
せっかく、夜まで遊び倒す計画をしていてもお昼で終了なんてことも。
そういうわけで、冬の観光はあまりおすすめしませんが、冬ならではなイベントがあったりもします。
その一つが、イグルーフェスティバル!
真冬のEDM系フェスで、しかも野外(笑)
毎年、有名なアーティストが出演していて、今年はDiploも出ていたみたい。
EDM好きな人にはおすすめなフェス!真冬のフェスってあまり聞いたことがないし、しかも極寒のモントリオールでの野外ライブ。寒さに耐えれる人は行ってみては?
夏に観光するときの服装はどんなものがいい?
真夏のモントリオールは、意外にも日差しが強くて最高気温も日本と変わらないくらい。
なので、軽装で全然OKです!
Tシャツにジーンズといったラフな格好が現地に馴染めるかも(笑)
治安が良いので、高価なものを身につけていて襲われることはほぼ無いですが、それでも日本じゃないことを頭に入れておくべきかなと思います。
8月末頃になると、だんだん気温も落ち着いてくるので、夜になるとかなり冷えることも。
長袖のシャツやカーデが1枚あれば便利です。
あと、サンダルで行く場合に絶対に気をつけて欲しいのが日焼け!
私は夏の間ずっとスポーツサンダルを履いていたのですが、見事にサンダル焼けして後悔しました(笑)
観光にはどのくらいの日数が必要?
モントリオール市内のみを観光するのであれば、3日ほどで十分かと思います。
主な観光地はダウンタウンとプラトーエリアになるので、どちらも1日あればゆっくり見てまわれます。
モントリオールの歴史を感じられる旧市街地のOld Montrealはダウンタウンからすぐなので、一緒に見て回る計画で十分です。
プラトー地区は、ローカルの小さなお店がたくさんあるので、ここでお土産探しやショッピングも楽しいですよ。
夏のモントリオール、ぜひ訪れてみてください!
今回はモントリオール観光のベストシーズンや日程についてのご紹介でした。
短い夏は地元民もすごく大好きでみんな楽しんでいるので、ストリートを歩くだけでも面白いと思います。
ぜひ、夏のモントリオールを訪れてみてくださいね!
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